石川県2日目、ペット同伴被災者への家庭系ペットフードロス品の配布支援、『 RE:BORNアニマルバトンプロジェクト 』
昨日の穴水、能登から今日はピースワンコジャパンさんも支援しているペット同伴避難所、飯田公民館を皮切りに珠洲と輪島へ。
街がメチャクチャです。。
隆起、揺れ、津波、土砂崩れ、火災、地域によって被害の形が全く違います。
特に珠洲と輪島は被害が凄まじいです。
道もまともではありません。。
輪島朝市の大火災の跡もまるで戦争の跡の様です。。
そんな中で、より後回しされがちなペットの支援で尋ねていくと、飼養者の皆さんの顔が例外なく一気にほころび話が長かったです。
嬉しい嬉しいと連発され、一緒に行ったアンケートの後にも話を続けられる方もいました。
被災地ではペット飼養者もペット自身も特異的なストレスを抱える事が多いですが、逆にこの子がいたから癒されて良かったとも言われます。
猫と同伴避難をされた方はネコリパブリックさんのネコバス支援の事もご存知で、ペットを飼っている私達は被災地ではどうしても肩身が狭く、それでも飼養者の為に動いて下さる方達がいるのは、こちらも勇気が出ますと言われていました。
なるほど、自分達がやろうとしている事は価値があるのは間違い無さそうです。
頑張ろう!
今回少し残念だったのは犬猫以外の鳥やウサギ、フェレット、魚、爬虫類、昆虫等の表に出ないエキゾチックアニマル飼養の被災者がどうされているのか、フードも持っており確認する予定でしたが、時間的にそれが出来ませんでした。
家族としてのペットは犬猫だけではありません。
気に掛かります。
まだまだ石川は大変です。
でも出来る人が出来る範囲で支援をする事によって確実に復興していきます!
微力は無力では決してありません!
(飼養者の写真は許可を頂いて掲載しています)
石川県の、ペット同伴被災者へフードを寄付しに行きました。
寄付したフードは全て家庭系ペットフードロス品です。
キノカデザインが同志と進めている『 RE:BORNアニマルバトンプロジェクト 』
大切なペットが亡くなった時に家に遺るフードやシート、クレート等のペット用品。そしてペット葬祭会館に残されるお供え物。
その飼い主の思いの詰まったペットロストアイテム(プロジェクトではレインボーアイテムと呼びます)をゴミとして廃棄するのではなく、行政と連携して集め、PPP型ペット防災備蓄品にしたり、被災者、高齢者、ひとり親家庭等のスペシャルニーズの飼い主さんに寄付をし、更に連携団体と共にフード以外も伴奏支援していく、そういう飼い主さん側支援プロジェクトです。
皆さん、フードは大喜びでした!!
また、ペット同伴避難は想像以上に周りの人達が厳しくなるとの事です。
皆さん口を揃えて言われていました。
避難所でも何でここに連れてくるの? 出て行って、と目の前で言われる様です。
他の避難所も何件か尋ねましたが、ペットは同伴不可にしているとの事です。
避難者はペットを家に残して日中ご飯だけあげに家に帰るか、車中泊です。
今や子供の人口より多く、国の医療費も下げるとも言われるペット。
被災地に於いてもまだまだ課題が多くあります。。
(※写真は許可を得て掲載しています)
『アニマルファースト』
たくさんあるペットコミュニティも、ペット事業者同士、活動家同士、一般のペット飼養者同士がほとんどです。
有志と半年話した中で、ペット事業者、活動家、一般の飼養者、ペットを飼ってないけど動物好きな方が、その枠を外して、また犬猫🐕🐈だけではなくエキゾチックアニマル🦜🐇🦡🐀、爬虫類🐍、魚類🐠、昆虫🐞に至るまで、ペットの種類の枠も外した日本最大のアニマルコミュニティを作ろうと発足しました。
(1月の発足会)
1月に発足会を20名で開催し、昨夜、JPBS代表、京都の有名動物絵師、様々な動物事業者、保護団体、そしてペット飼養と親和性のある高齢者の幸せを志す「わりばしの会」代表と理事の方々と共に、第1回アニファ月の会を開催しました👌
(イケダが第1回プレゼンを)
アニマルファースト理事として、記念すべき第1回に、今、自身が行政を巻き込んで進めている5つのペット社会課題を解決する「Re:Bornアニマルバトン」プロジェクトのプレゼンをさせて頂きました🌈
次回は、関節疾患等で立てなくなった犬を走らせる獣医師界のスーパードクターK、岸上義弘獣医師(著書:獣医の手術は間違いだらけ、メディア出演多数)のセミナーから始まります!
ペットに関わる、ペットを愛する全ての方、入会金、年会費もなくLINEチャットで繋がるアニマルファーストにぜひご参加下さい。
公立高校にて授業をしてきました。
通常課程の授業では学べないかなという事を喜怒哀楽を交えて。
1限目は、犬との関わりから見た人の歴史と健康、本当の意味でのコミュニティ、そして進路の選択肢を増やす事について。
2限目は、殺処分から考える、人が起こす社会課題と、課題解決の表面的活動とその裏側で起こる歪み、住環境との関わりと実例、そして社会や個人の課題は様々なフェーズが絡み合って存在しているので一つの視点に捉われないという事を記憶に残る様にコマ送り式の画像にして一緒に考えました。
そして最後は自分の考えが例え少数派であっても、1億人の中で自分しかそう思ってないと考える方がファンタジーで、それは正解だと自分を信じて貫く事で賛同や協力者が現れるという事を、自分の実体験を交えて。
途中で寝る生徒さんもいると聞かされていましたが、そんな事もなく皆なかなかの眼力で聞いてくれていました、逆に緊張。
授業の最後でのフィードバックが一言で終わる生徒さんが1人もおらず、それぞれの感じ方、思いが詰まっていて感動で倒れそうになりました。
学ばせて貰ったのは僕の方です。
ありがとう。
そして、羽ばたけ!
皆んな正解!!